ロードバイクを購入した後、最初にカスタマイズを検討するパーツとして注目されるのがホイールです。
一方、ロードバイクのホイール交換効果を実感できず、交換によって本当に走行性能が向上するのか、効果が分からないことに不安を感じている方も多いようです。
本記事では、ホイール交換で効果が出るポイントや巡航速度への影響、前輪だけ・後輪だけ交換した場合の違い、後悔しないための注意点を紹介します。
あわせて、購入後の交換に適したホイールの選び方や、おすすめの完組ホイールも取り上げます。
ホイール選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- ホイール交換による巡航速度や加速性能の変化
- 前輪だけ・後輪だけ交換した場合の具体的な効果
- 後悔しないための注意点と選び方のポイント
- おすすめの完組ホイールと選定基準
ロードバイクのホイール交換の効果とは
- ロードバイク購入後にホイール交換をする理由
- ホイール交換で巡航速度はどう変わる?
- ホイール交換で後悔しないために
- 前輪だけ交換した場合の効果
- 後輪だけ交換した場合の効果
ロードバイク購入後にホイール交換をする理由

- 完成車のホイールは性能が抑えられていることが多い
- 走行性能を向上させる最も効果的なカスタマイズ
- 加速や登坂がスムーズになり、疲労が軽減される
- 空力や剛性の改善で長距離走行が快適になる
- 自分の走り方に合ったホイールを選べる
ロードバイクを購入した後、多くのサイクリストが最初に検討するカスタマイズのひとつがホイール交換です。
なぜなら、完成車に付属しているホイールは、コストを抑えるために性能が抑えられたモデルであることが多く、走行性能を最大限に引き出すには力不足とされるからです。
走行性能の向上
交換を検討する最大の理由は「走行性能の向上」です。
軽量なホイールに変えることで、加速がスムーズになり、登り坂やスタート時の負担が軽減されます。また、ホイール剛性や空力性能の向上によって、走行の快適性や効率が高まり、より長い距離をラクに走れるようになります。
好みの走行性能を選べる
加えて、ホイールには「好みに合った走行特性を選べる」というメリットもあります。
リムハイトや素材によって得意とするシーンが異なるため、自身のライドスタイルに合ったホイールに交換することで、より快適で満足度の高いサイクリング体験が得られます。
完成車を購入した時点では分からなかったニーズや課題が見えてくるため、多くのライダーがホイール交換による性能アップを選択するのです。
ホイール交換で巡航速度はどう変わる?

ホイールを交換することで、巡航速度の維持が格段に楽になります。
巡航速度(じゅんこうそくど)とは、航空機や船舶、車両などの速度で、燃料の消費効率が最も良い状態で移動(巡航)できる値。(参考:wikipedia)
特に、空力性能に優れたディープリムホイールに変えると、一定の速度を保ったまま走行する際の抵抗が少なくなり、少ない力で高い速度を維持できるようになります。
リムハイトが高いホイールは巡航性能が高い
リムハイトが高いホイールは空気の流れを整えやすく、風の抵抗を受けにくいため、平地での巡航性能に優れています。また、ホイールの慣性が高くなるため、一度スピードに乗ると、その勢いを維持しやすくなる点も特長です。
軽量ホイールは加速性が高い
逆に軽量ホイールでは加速性に優れますが、巡航中の安定感や惰性走行の効率ではディープリムに劣ることがあります。よって、巡航速度を重視する場合は、軽さだけでなく空力設計や剛性などのトータルバランスを考慮したホイール選びが重要です。
結果として、適切なホイールへの交換は巡航時の疲労を軽減し、ロングライドにおいて明確な違いを実感できる効果的なアップグレードとなります。
ホイール交換で後悔しないために

- 自分のライドスタイルに合ったホイールを選ぶ
- ブレーキ規格やハブ規格が自転車と合っているか確認する
- タイヤやチューブとの互換性を事前にチェックする
- 性能だけでなく保証やサポート体制も考慮して選ぶ
ホイール交換はロードバイクの性能を大きく向上させる反面、価格も高くなるため慎重に判断する必要があります。後悔を避けるためには、事前に用途や予算、ホイールの特性をよく理解しておくことが重要です。
ライドスタイルを確立する
まず、自分のライドスタイルを見直しましょう。
ヒルクライムが多いなら軽量ホイール、平地の巡航が中心ならエアロ効果の高いディープリムホイールが適しています。この選定がズレると、十分な性能向上を実感できずに後悔につながります。

ホイールとバイクの互換性を確認する
次に、交換するホイールが自分のバイクに対応しているかを確認する必要があります。
ディスクブレーキ用とリムブレーキ用の違い、スルーアクスルやクイックリリースなどの規格も見落とせません。
メンテナンス性や保証内容を確認する
さらに、タイヤやチューブとの互換性、ホイールのメンテナンス性、保証内容なども確認しておくと安心です。特に高価なカーボンホイールには、クラッシュリプレイスメント制度などのサポートがある製品もあります。
見た目や評判だけで選ぶのではなく、実用性とパフォーマンスをバランス良く判断することで、ホイール交換での後悔を防げます。
前輪だけ交換した場合の効果

ロードバイクのホイール交換というと、前後セットでの交換が基本とされますが、予算や用途に応じて前輪のみを交換する選択肢もあります。前輪だけの交換でも一定の効果は期待できます。
前輪だけを交換した場合の効果
- 操舵性(ハンドリング)が軽くなる
- コーナリングや低速時の操作性が向上する
- 空力性能の高いホイールで風の抵抗を低減できる
- 巡航速度の維持がしやすくなる
前輪はエアロ効果の高いホイールがおすすめ
主な効果としては、「操舵性の向上」と「空力性能の改善」が挙げられます。
前輪は走行中に風を最初に受けるため、エアロ性能の高いホイールに交換することで空気抵抗の低減が可能です。これにより、巡航時の速度維持がしやすくなり、前方からの風への対策にもなります。
また、軽量な前輪に変えると、ハンドリングが軽くなり、コーナリングや低速時の操作性が良くなります。特にヒルクライムや街中での取り回しがスムーズになるため、操作性重視のライダーには効果的です。
前輪だけを交換する場合の注意点
- バイク全体の重量軽減効果は限定的
- 加速や推進力にはあまり影響がない
- 後輪との性能バランスを考慮する必要がある
ただし、前輪のみの交換では全体の重量や推進力の改善は限定的です。
加速やトルク伝達の要となる後輪の性能向上は得られないため、効果を最大限に引き出すには後輪とのバランスも考慮する必要があります。
後輪だけ交換した場合の効果

後輪はペダルからの力を直接受けて駆動する重要な部位であり、ホイール交換の効果が特に実感しやすいパーツです。
そのため、後輪だけを交換することで得られるメリットは前輪よりも明確です。
後輪だけ交換する場合の効果
- ペダルからの力を効率よく伝え、加速性能が向上する
- 発進や登坂時の負担を軽減できる
- 巡航時の速度維持がしやすくなる
- 高性能ハブによって回転が滑らかになり、疲労が軽減される
- リアホイールの剛性向上で走行時の安定性・快適性が高まる
加速性能の向上
一つ目の効果は「加速性能の向上」です。
軽量かつ剛性の高いホイールに変えることで、ペダリングに対する反応が良くなり、踏んだ力を無駄なく推進力に変えることができます。
これにより、信号待ち後の発進や上り坂での負担が軽減されます。
巡航速度の維持・安定感
二つ目は「巡航時の安定感」です。
回転性能に優れたハブを備えたホイールであれば、速度維持がスムーズになり、長距離走行での疲労も軽減されます。
また、リアホイールはライダーの体重を大きく支えるため、性能の高いモデルに交換することで快適性も向上します。
後輪だけ交換する場合の注意点
- 前輪との見た目のバランスが崩れる場合がある
- 操舵性の改善効果は得られない
- 軽量化の効果は限定的になる可能性がある
- 本来の性能を引き出すには前輪とのセット交換が理想的
前輪とセットでの交換がおすすめ
一方で、後輪だけ交換すると見た目のバランスが崩れることがあり、また前輪が重いままだと操舵性にはほとんど影響を与えません。
したがって、性能とデザインの両立を重視する場合は前後セットでの交換が望ましいですが、限られた予算内での効果を求めるなら、まず後輪の交換を検討するのが合理的です。
ロードバイクのホイール交換で実感できる効果
- ホイール交換で効果が出るポイント
- 効果が分かるホイールの選び方
- 完組ホイールと手組ホイールの違い
- おすすめの完組ホイール一覧
- ホイール交換の注意点を押さえよう
ホイール交換で効果が出るポイント

ホイールを交換した際に効果が表れやすいポイントはいくつかあります。これらを理解しておくことで、自分に最適なホイールを選ぶ際の参考になります。
- ホイールの軽量化によって加速性と登坂性能が向上する
- 剛性の高いホイールはペダルの力を効率よく推進力に変える
- エアロ性能に優れたリムは風の抵抗を減らし巡航速度の維持に効果的
- 高性能なハブは回転が滑らかで惰性走行やダウンヒルで差が出る
重量は加速性と登板性能に直結
まず注目すべきは「重量」です。
ホイールの軽量化は、加速性と登坂性能に直結します。特にリムの軽量化は、回転運動に影響するため、ペダルを踏んだ際の応答性が格段に良くなります。
剛性は力の伝達に影響する
次に「剛性」です。
剛性の高いホイールは力の伝達がスムーズで、ペダリングによるパワーを無駄なく推進力に変えます。
これにより、加速時の反応が良くなるだけでなく、坂道での粘りも感じられます。
空力性能は巡航速度の維持に貢献
また、「空力性能」も重要なポイントです。
リムハイトの高いエアロホイールは風の抵抗を減らし、巡航速度の維持に貢献します。平地でのスピード重視のライダーにとっては大きなアドバンテージとなります。
ハブの性能はダウンヒルでの伸びに効果
最後に「ハブの回転性能」も無視できません。
高性能なベアリングを使ったハブは回転が滑らかで、惰性走行やダウンヒルでの伸びに違いが出ます。高級モデルではこの点が大きな差を生み出します。
これらのポイントを総合的に見て、自分の走行スタイルに合ったホイールを選べば、より明確な効果を実感できるでしょう。

効果が分かるホイールの選び方

ホイール交換の効果をしっかり感じるには、自分の使用目的やライディングスタイルに合った製品を選ぶことが最も重要です。
性能の高さだけでなく、用途に応じた「適切な選定」が効果実感の鍵となります。
- 地形や走行スタイルに合わせて選ぶ
- ローハイトは登坂向き、ディープリムは平地向き
- アルミは耐久重視、カーボンは軽量高性能
- ハブやスポークの品質も重要
- 信頼できるメーカーを選ぶ
地形や走行スタイルからホイールを考える
まず、「どのような地形を走るか」を基準に考えます。
登坂が多いなら軽量なローハイトリムのホイール、平地巡航が多いなら空力性能に優れたディープリムホイールがおすすめです。
ヒルクライムやロングライドの頻度に応じて特化型かオールラウンド型かを選ぶのが基本です。
ホイールの素材を決める
次に、「ホイールの素材」も大きな判断ポイントです。
アルミホイールは価格と耐久性のバランスに優れ、入門者にも扱いやすい一方、カーボンホイールは軽量かつ高剛性で、明確な性能向上を求めるライダーに適しています。
ホイールパーツの役割を理解する
また、「ハブやスポークの品質」も走行感に影響します。
滑らかなハブの回転や適切なスポークテンションは、加速と巡航のスムーズさに大きく関わります。信頼できるメーカー製であることも安心材料の一つです。
ホイールを構成する各パーツの役割は以下の記事で説明しています👇

購入時は予算だけで決めず、試乗やレビューなどで実際のフィーリングを確認することが、効果を感じやすいホイール選びには欠かせません。
完組ホイールと手組ホイールの違い

ロードバイクのホイールには「完組ホイール」と「手組ホイール」の2種類があり、それぞれに特徴と利点があります。
選ぶ際は、それぞれの構造や性能の違いを理解することが重要です。
項目 | 完組ホイール | 手組ホイール |
---|---|---|
組立方式 | メーカーが専用設計・工場で一貫生産 | 部品を選んで職人やショップが手作業で組立てる |
特徴 | 軽量・高剛性・空力性能が高く、バランスに優れる | カスタマイズ性が高く、用途に応じた構成が可能 |
購入後の使用 | ||
カスタマイズ性 | ||
重量 | ||
耐久性 | ||
メリット | 高性能で信頼性が高く、設計の完成度が高い | 独自のセッティングができ、補修・交換が柔軟 |
デメリット | 熟練した技術者が必要で、性能は組み手に左右される |
完組ホイールの魅力:メーカーがバランス良く設計
完組ホイールとは、ホイールメーカーがハブ・スポーク・リムなどの各部品を専用設計で組み上げ、性能を最適化した状態で販売されている製品です。
空力性能や軽量性、剛性などがバランス良く設計されており、購入してすぐに使える点が大きな利点です。
また、メーカーの技術が反映された高精度な製品が多く、最近の主流となっています。
手組ホイールの魅力:パーツごとのカスタマイズ
一方、手組ホイールは、リム・ハブ・スポークを個別に選び、職人やショップスタッフが手作業で組み上げるホイールです。
部品の選定によって細かくカスタマイズできるのが魅力で、自分の走行スタイルや目的に応じたホイールを作ることが可能です。
耐久性重視のツーリング向けや、特定の条件に特化した構成も組めます。
安心感が高いのは完組ホイール
ただし、手組ホイールは技術力に依存するため、信頼できるショップに依頼することが前提です。
また、全体的に重量が増す傾向もあるため、レースやスピード重視のライダーには完組ホイールが好まれる傾向があります。
用途や予算、カスタマイズ性の希望に応じて、どちらを選ぶか判断するとよいでしょう。
おすすめの完組ホイール一覧

完組ホイールは、各メーカーが用途に応じて設計した高性能なホイールセットで、購入後すぐに使える利便性の高さが魅力です。ここでは、価格帯や用途別におすすめの完組ホイールを紹介します。
メーカー / モデル名 | 素材 | タイプ | 重量(目安) | 特徴 | おすすめ用途 | 価格帯(参考) |
---|---|---|---|---|---|---|
シマノ WH-RS500 | アルミ | リム & ディスク | 約1,650g | 耐久性重視・コスパ良好 | 初心者のアップグレード | 4〜6万円前後 |
フルクラム Racing 5 | アルミ | リム & ディスク | 約1,640g | 日常使いに最適・トレーニングにも | 通勤・ロングライド | 5〜6万円前後 |
フルクラム Racing Zero | アルミ | リム & ディスク | 約1,500g前後 | 高剛性・加速性抜群 | 高強度トレーニング・レース | 10〜12万円前後 |
カンパニョーロ Zonda | アルミ | リムブレーキ | 約1,570g | 軽さと剛性のバランスが良い | ヒルクライム・ロングライド | 7〜9万円前後 |
カンパニョーロ Scirocco | アルミ | リムブレーキ | 約1,750g | ディープリム・エアロ効果 | 平地巡航・見た目のドレスアップ | 5〜7万円前後 |
ボントレガー Aeolus Pro | カーボン | ディスク | 約1,500g(35mm) | 空力と軽さの両立・幅広いラインナップ | レース・ヒルクライム・ロング | 15〜20万円前後 |
ボントレガー Aeolus RSL | カーボン | ディスク | 約1,320g(37mm) | プロスペック・超軽量・高剛性 | 本格レース・上級者向け | 25〜30万円前後 |
MAVIC COSMIC SLR | カーボン | ディスク | 約1,470g(45mm) | エアロと軽量性を両立・万能型 | 平地巡航・オールラウンド | 20〜25万円前後 |
MAVIC KSYRIUM SL | アルミ | リム & ディスク | 約1,550g | ロングライド向け・快適性と信頼性 | 登坂・ツーリング | 10〜12万円前後 |
1. シマノ WH-RS500
耐久性とコストパフォーマンスに優れたこのモデルは、「最初のアップグレード」にぴったりな一本です。
信頼のシマノ製で扱いやすく、日々の通勤から週末ライドまで幅広く対応。性能向上を実感しながら安心して使い続けられる、堅実派にうれしい選択肢です。
2. フルクラム Racing 5 / Racing Zero
Racing 5は、通勤・トレーニング・ロングライドとマルチに使える万能モデル。コスパに優れながらも上質な走行感が得られます。
Racing Zeroは剛性の高さが際立つアルミホイールの最高峰。軽快な加速とダイレクトなフィーリングが魅力で、「一段上の走り」を求める方におすすめです。
Zondaは軽さと強度のバランスに優れ、ヒルクライムからロングライドまでこなせる万能モデル。「上質な乗り味」を味わいたい中級者に理想的です。
Sciroccoは迫力あるディープリムが目を引く高速巡航向けホイール。平地での速度維持が格段に楽になり、見た目のドレスアップ効果も抜群です。
4. ボントレガー Aeolus Pro / RSLシリーズ
カーボンホイールの代表格として知られるAeolusシリーズ。
プロ仕様の設計がなされたRSLは、まさに「勝ちにいくためのホイール」。
空気抵抗を徹底的に抑えた設計で、スピード重視のライダーに強く支持されています。リムハイトの選択肢も豊富で、ライディングスタイルに合わせた選定が可能です。
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5. MAVIC COSMIC SLR / KSYRIUM SL
COSMIC SLRは、エアロと軽量性を兼ね備えたハイエンドモデル。特に平地巡航とヒルクライム両方を重視するライダーに最適です。
KSYRIUM SLは高い信頼性と快適な乗り心地が特徴で、長距離ライドでも疲労を感じさせません。「一日中走ってもバイクが軽い」そんな感覚を体験したい方におすすめのホイールです。
選定の際は、ブレーキ規格・ハブの規格・使用タイヤの種類(チューブレス、クリンチャー等)などにも注意が必要です。自分のバイクとライディングスタイルに適したモデルを選べば、走りが劇的に変わることをきっと実感できるでしょう。
ホイール交換の注意点を押さえよう

ホイール交換はロードバイクの性能を大きく向上させる反面、いくつかの注意点を理解しておかないとトラブルの原因になります。安全で快適な走行のために、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。
1. 対応規格の確認
ホイールにはリムブレーキ用とディスクブレーキ用があり、フレームやフォークのブレーキ規格と一致している必要があります。また、スルーアクスルやクイックリリースなど、軸の仕様も要確認です。
2. タイヤとの互換性
新しいホイールに装着できるタイヤのサイズや種類(チューブレス・クリンチャーなど)を確認し、リム幅との相性にも注意が必要です。特にチューブレスタイヤを使用する場合は、リムテープやバルブの準備も忘れずに行いましょう。
3. ブレーキパッドの交換
カーボンリムのホイールを使用する際は、専用のブレーキパッドが必要です。アルミ用パッドでは制動力が不十分で、リムにもダメージを与える可能性があります。
4. ホイール重量のバランス
前後の重量差が大きくなると、走行時のバランスが悪化する可能性があります。特に前後どちらか一方のみを交換する場合は、ハンドリングや安定性への影響を考慮しましょう。
5. メンテナンスとサポート体制
高価なホイールほどメンテナンスが重要になります。メーカー保証や補修パーツの供給、クラッシュリプレイスメント制度などのサポート内容も事前に確認しておくと安心です。
これらの点をしっかりと押さえておくことで、ホイール交換によるメリットを最大限に引き出すことができます。
ロードバイクのホイール交換効果のまとめと選び方の要点
- 完成車付属ホイールは性能が控えめでアップグレード効果が高い
- 軽量ホイールは登坂や加速での負担を軽減できる
- 剛性の高いホイールはペダリング効率が良く推進力を高める
- ディープリムホイールは空気抵抗を抑え巡航性能が向上する
- ハブの回転性能が滑らかだと惰性走行や下りで伸びを実感できる
- 前輪交換は空力と操舵性の改善が主なメリット
- 後輪交換は加速性や巡航時の安定感の向上に直結する
- 巡航速度を重視する場合はエアロ設計と剛性のバランスが重要
- ライドスタイルに合ったホイールを選ぶことが性能実感の鍵
- 軽量ホイールはヒルクライム向き、ディープリムは平地向き
- アルミは耐久性と価格のバランスが良く、カーボンは高性能志向向け
- 手組ホイールは自由度が高く細かなカスタムが可能
- 完組ホイールは高精度・高性能でメンテ性も良好
- ブレーキやハブの規格確認が交換前の必須事項
- 保証やアフターサービスの有無も長期運用において重要な要素
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