ロードバイクのペダル選びは、走行性能や快適性を大きく左右する重要なポイントです。本記事では、フラットペダルの選び方やフラットペダルとビンディングペダルの違いもご紹介します。
また、高性能・軽量・おしゃれの3分類に分けておすすめのモデルも紹介しています。記事の最後では、正しいフラットペダルの漕ぎ方も紹介していますので、是非最後まで読んでいっていただければと思います。あなたとあなたのロードバイクにぴったりなフラットペダルを見つけて、快適な走行を楽しみましょう。
- フラットペダルとビンディングペダルの違い
- フラットペダルの大きさや素材の選び方
- 高性能・軽量なフラットペダルの特徴
- ロードバイクに適した漕ぎ方や用途別のオススメ製品
ロードバイクにおけるフラットペダルの選び方
- フラットペダルとビンディングペダルの違いを解説
- フラットペダルの大きさと最適な選び方
- フラットペダル派は多い?少ない?
- ロングライドに適したフラットペダルの特徴
- 三ヶ島製のフラットペダルが圧倒的人気
自転車のペダル選びでは、「フラットペダル」と「ビンディングペダル」の違いを理解することが大切です。
フラットペダルは足をペダルに「置いて」漕ぐタイプで、普段の靴でも気軽に乗れる仕様です。
一方、ビンディングペダルは専用シューズをペダルに固定して使用します。
まず、フラットペダルの特徴として、立ち乗りや信号待ちの際に足をすぐに地面につけられる点が挙げられます。初心者や街乗りでの安全性を重視する人に適しており、特に通勤や通学、買い物など日常使いにおすすめです。しかし、足が固定されないため、ペダルを踏み込む力しか推進力にならないため、坂道や長距離ではビンディングペダルより効率が落ちます。
一方、ビンディングペダルは、足を引き上げる力も推進力に変えられるため、坂道や長距離走行で高いパフォーマンスを発揮します。しかし、慣れるまでに時間がかかり、足を素早く外せない場合は転倒するリスクがあります。また、専用シューズが必要なためコストがかさむ点も注意が必要です。
これらを踏まえ、自転車をどのような目的で使うかを明確にし、自分に合ったペダルを選ぶと良いでしょう。

フラットペダルの大きさは、自転車の乗り心地やペダリング効率に大きな影響を与えます。
踏み面が広いペダルは足をしっかり支えられるため、安定感が増し、長距離走行やオフロード走行に適しています。特にマウンテンバイク用のフラットペダルは、大きめのサイズで設計されていることが一般的です。
ただし、広い踏み面のペダルは重量が重くなる傾向があり、ロードバイクのように軽さを重視する場合は、コンパクトなサイズのペダルを選ぶと良いでしょう。また、薄型のフラットペダルは、コーナリング時にペダルが地面に接触しにくいため、安全性も高まります。
選ぶ際のポイントは、自分の足のサイズに合った踏み面を選ぶことです。足が大きい人は広めのペダルを、足が小さい人は標準サイズのペダルを選ぶことで、足裏全体でしっかりとペダルを踏めるようになります。
また、用途に合わせて素材を選ぶことも重要です。軽量さを重視するならプラスチック製やカーボン製、耐久性を重視するならアルミ製やステンレス製が適しています。あなたのライディングスタイルや目的に合ったペダルの大きさを選んで、快適な走行を目指しましょう。
自転車愛好家の中で「フラットペダル派」は少なくありません。
特に通勤・通学や街乗りをメインとする人たちの間では人気があります。その理由として、フラットペダルは専用シューズを必要とせず、普段履いている靴でそのまま乗れる利便性が挙げられます。日常生活の延長で手軽に自転車に乗れる点は、多くの人に支持されています。
一方で、ロードレースや長距離ライドに特化している人の間では、ビンディングペダルを使用する人が多いため、競技シーンではフラットペダル派は少数派です。しかし、初心者や安全性を重視する人にとっては、停車や降車がスムーズなフラットペダルのメリットは大きいです。
また、昨今では高性能で軽量なフラットペダルも登場しており、クロスバイクやスポーツサイクルをカジュアルに楽しむ人にも選ばれています。このように用途によってフラットペダル派の割合は異なるため、自分の用途やライディングスタイルを基準に判断することが重要です。

ロングライド向けのフラットペダルを選ぶ際には、安定性と疲れにくさを重視することがポイントです。
長時間の走行では、足裏への負担を軽減できる設計が重要です。具体的には、広い踏み面を持つペダルは足をしっかり支えられるため、ペダリング時の安定感が向上します。
また、滑りにくい加工が施されたモデルを選ぶことで、長時間のライドでも足がずれにくくなり、安心感が増します。ピン付きのペダルは特にグリップ力が強いため、足が固定されやすく、体力のロスを抑えられます。
さらに、軽量な素材を使用したフラットペダルは長距離走行時の負担を軽減します。例えば、カーボン製や高品質なアルミ製のペダルは軽さと耐久性を兼ね備えており、スポーツサイクルにも適しています。
一方で、重量が軽すぎると耐久性が落ちる場合もあるため、過酷な路面を走る場合は耐久性を重視することが大切です。
三ヶ島製作所(MKS)のフラットペダルは、自転車愛好家から高い評価を受けており、その人気は根強いものがあります。主な理由は、確かな品質と長年の信頼に基づく製品づくりです。創業から続く「日本製ならではの高精度な製造技術」が特長で、多くのライダーから「丈夫で長持ちするペダル」として支持されています。
具体的には、三ヶ島のペダルは耐久性に優れており、長距離ライドや日常使いにも適しています。また、「SYLVAN」や「LAMBDA」などのシリーズはクラシックなデザインと機能性を両立しており、レトロな自転車から最新のクロスバイクまで幅広くマッチします。
加えて、メンテナンスがしやすい構造を採用しているため、ベアリングの調整や交換も簡単に行える点も人気の理由です。
一方で、一般的なフラットペダルと比べると価格帯がやや高めです。しかし、品質や耐久性を重視する人にとってはコストパフォーマンスが高く、結果的に長期間使えるため「最初に良いものを選んで正解だった」という声が多いです。
このように、三ヶ島製のフラットペダルは高い耐久性、デザイン性、使いやすさを兼ね備え、初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。信頼できるペダルを探している人には、ぜひ検討してほしいブランドです。
【目的別】ロードバイク最強のフラットペダル
- 高性能なフラットペダル3選
- 軽量なフラットペダル3選
- おしゃれなフラットペダル3選
- 正しいフラットペダルの漕ぎ方をマスターする
高性能なフラットペダルは、ペダリング効率や耐久性を高め、快適なライドを実現します。
ここでは特におすすめの3つを紹介します。
シマノのPD-GR500は、高いグリップ力と快適なペダリングが特徴です。凹型プラットフォームと9本の調整可能なピンにより、足をしっかり固定でき、滑りにくく設計されています。オフロード走行やロングライドでも安心して使用できます。
ALLWAYSは、軽量アルミ素材を使用しつつ、抜群の耐久性を備えています。独自のコンケーブ設計で足裏にフィットしやすく、スムーズなペダリングが可能です。普段のシューズでも使いやすいため、通勤や通学用としても人気があります。
STAMP7 SMALLは、薄型設計で軽量かつ頑丈なアルミボディが魅力です。高品質なシールドベアリングにより、滑らかな回転性能を発揮します。足裏との接地面積が広いため、ペダルが安定しやすく、激しいライディングにも対応可能です。
これらの高性能ペダルは、耐久性や滑りにくさを重視する人にぴったりです。
目的に合わせて選ぶことで、より快適な走行が楽しめるでしょう。
軽量なフラットペダルは、長距離ライドやヒルクライムなどで負担を減らし、疲れにくいペダリングを実現します。
以下は特に軽量でおすすめの3つです。
アルミ製CNC削り出しのペダルで、ペア重量276gという驚異的な軽さを誇ります。耐久性を保ちながら不要な部分を削減した設計で、ロードバイクやクロスバイクに最適です。
Compact Ezyは302gと軽量でありながら、ワンタッチで脱着できるEzyシステムを採用しています。持ち運びや保管が便利なため、折りたたみ自転車や輪行にも適したペダルです。
M194は243gという軽さを実現しながら、アルミ製のボディにピンを装備しており、グリップ力も抜群です。カラー展開も豊富で、自転車のデザインに合わせて選べる点も魅力です。
軽量なペダルを選ぶことで、特に長距離走行時の負担を軽減できます。
ただし、軽さと耐久性のバランスを考慮し、自分のライディングスタイルに合ったペダルを選ぶことが大切です。
おしゃれなフラットペダルは、自転車のデザインをより引き立てるアイテムとして人気です。
機能性だけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめの3つを紹介します。
LU-C16は豊富なカラーバリエーションが魅力で、ブラック、レッド、ゴールドなど複数のカラーから選べます。シンプルなデザインでありながら、アルミ製のボディは高級感があり、どんな自転車にも合わせやすいです。
STAMP1 SMALLは、ビビッドなカラー展開が特徴です。シトロンやターコイズなどの鮮やかな色合いは、愛車を一気に個性的に見せてくれます。また、軽量コンポジット素材を使用し、スタイルだけでなく性能面でも優れています。
LAMBDAはユニークな縦長デザインが特徴で、クラシカルな雰囲気と高い機能性を両立しています。シルバーとブラックのメタリックカラーが存在感を放ち、クラシックなバイクやビンテージスタイルの自転車にぴったりです。
おしゃれなペダルを選ぶことで、自転車全体の印象が変わり、ライドのモチベーションも向上します。
デザインと機能を両立したペダルを見つけて、あなただけのカスタマイズを楽しみましょう。
フラットペダルで効率的に走行するためには、正しい漕ぎ方を身につけることが大切です。
ペダリングの基本を押さえることで、疲れにくくスムーズな走行が可能になります。
足の位置を適切に調整する
ペダルを漕ぐ際は、足の母指球(親指の付け根あたり)をペダルの中央に乗せるのが理想です。足の中央やかかと寄りで踏むと、力がうまく伝わらず、膝にも負担がかかることがあります。この位置を意識することで、効率的なペダリングが可能になります。
踏み込みと引き戻しの意識を持つ
フラットペダルは引き上げる力を活用しにくい特徴がありますが、「踏み込み」と「引き戻し」を意識することで改善できます。ペダルを時計の6時の位置に向けて踏み込んだ後、足を滑らせながら引き戻すイメージを持つと、滑らかな回転が生まれ、効率的なペダリングになります。
上体と姿勢を安定させる
ペダリング時は、上体を必要以上に前のめりにしないよう心がけ、リラックスした状態を保つことが重要です。背筋を伸ばし、肘を少し曲げて柔軟に衝撃を吸収できる姿勢にすることで、体への負担を軽減しつつスムーズな操作が可能になります。
フラットペダルの特徴を活かす
停車や発進の多い街乗りでは、信号待ちで素早く足を地面に下ろせる点がフラットペダルのメリットです。立ち乗りをするときも、足を自由に動かせるため、急な動きにも柔軟に対応できます。
正しい漕ぎ方をマスターすることで、疲れにくく快適な走行ができるようになります。日々のサイクリングで意識し、自然なペダリングが身につくようトレーニングしてみましょう。
- フラットペダルは普段の靴で使用できる
- ビンディングペダルは専用シューズが必要
- フラットペダルは初心者や街乗りに適している
- ビンディングペダルは坂道や長距離で高効率
- 踏み面が広いペダルは安定感がある
- 軽量なペダルは疲労を軽減しやすい
- 足のサイズに合ったペダル選びが重要
- 素材によって耐久性と軽さが異なる
- フラットペダル派は街乗りで特に多い
- ロングライド用は滑りにくい設計が有効
- 三ヶ島製のペダルは自転車乗りから人気が高い
- アルミやカーボンのペダルは軽量な傾向
- 正しい漕ぎ方で効率的なペダリングが可能
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